元阪神選手を再逮捕 詐欺容疑、元近鉄監督も100万円以上被害か

[ 2013年1月7日 20:57 ]

 投資名目で知人から現金280万円をだまし取ったとして、兵庫県警西宮署などは7日、詐欺の疑いで元阪神タイガース選手の不動産会社社長、塩谷和彦容疑者(38)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

 西宮署によると、元近鉄バファローズ監督の佐々木恭介さん(63)が記入した書類を示して「元プロならではの特別な人脈がある」などと勧誘に悪用していた。佐々木元監督は聴取に百数十万円を出資したと話しており、同署は被害に遭った可能性もあるとみて経緯を調べている。

 再逮捕容疑は、大阪市の男性会社員(29)に「今後は発光ダイオード(LED)を車線に埋め込む工事が増える。出資すれば100万円はもうかる」などとうそをつき、昨年8月22日、現金280万円を銀行口座に振り込ませた疑い。

 塩谷容疑者は昨年11月、西宮市の男性会社役員(42)から550万円をだまし取ったとして、西宮署が詐欺容疑で逮捕。他にも被害があるとみて調べていた。

 塩谷容疑者は兵庫・神港学園高から阪神タイガースに入団。強打の野手としてオリックス・バファローズでも活躍した。

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2013年1月7日のニュース