花巻東・大谷がRソックスと面談…進路「早く決めたい」

[ 2012年10月11日 18:50 ]

花巻東高の大谷翔平投手と面談のため同校を訪れた米大リーグ、レッドソックス関係者

 高校球界屈指の右腕、岩手・花巻東高の大谷翔平投手が11日、同校を訪問した米大リーグ、レッドソックスのロメロ国際スカウト部長らと面談し、「素晴らしい話が聞けた。言葉の部分で不安がすごくあったので、そういうところを聞けて良かった」と話した。

 大谷は7月の全国高校野球選手権岩手大会で球速160キロをマーク。プロ野球志望届を提出しており、25日のドラフト会議で1位指名が予想されるが、大リーグもドジャース、レンジャーズが獲得意思を表明するなど、注目が集まっている。ロメロ国際スカウト部長は「体のサイズ、投げ方。いろいろ見て素晴らしい将来があると思った」と絶賛した。

 大リーグ球団との面談はこの日までの3球団でひとまず終了する予定で、今後、日米を含めて進路を決断する。大谷は「自分自身の気持ちだけで決められない部分がある。ああいうところ(大リーグ)でやってみたい気持ちもすごくある。ドラフトにも影響が出る。日本の球団の方にも迷惑をかけたくないので早く決めたいと思います」と語った。

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2012年10月11日のニュース