イチロー「ゲームの世界」 仲良しイバネスの2発に興奮

[ 2012年10月11日 14:05 ]

オリオールズ戦の12回、サヨナラソロを放ったイバネスをチームメートと笑顔で迎えるヤンキースのイチロー(左端)
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ア・リーグ地区シリーズ第3戦 ヤンキース3―2オリオールズ

(10月10日 ニューヨーク)
 ヤンキースのイチローは「2番・左翼」で先発したが、5打数無安打。プレーオフ3試合目で初めてノーヒットに終わった。

 3回、ジーターの三塁打で1―1の同点に追いつき、なおも2死三塁。しかし速球を打ち損ねて三飛に終わり、勝ち越し機を逃した。

 それでも試合後は、チームのサヨナラ勝ちに興奮気味。マリナーズでも同僚だった仲良しのイバネスが2本塁打を放ったことに驚き、「ゲームの世界。考えはするけど、なかなかそうはならない」と喜んだ。40歳のベテランとはロッカーが隣同士で、「彼のことを悪く言う人は絶対にいないし、かといって薄っぺらい人でもない」と人柄も絶賛。先発で好投した黒田は「漫画の世界。神懸かり的だった」と表現した。

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