“元祖鉄人”衣笠氏「とても500本近く本塁打を打つとは…」

[ 2012年9月13日 06:00 ]

<神・ヤ>9回1死一塁、阪神・金本は中飛に倒れ苦笑い

 広島の先輩で、「元祖・鉄人」として2215試合連続出場のプロ野球記録を持つ衣笠祥雄氏も阪神・金本の引退を惜しんだ。

 入団当時の印象について「とても500本近く本塁打を打つような選手になるとは思えなかった」。また、昨年4月15日の中日戦(ナゴヤドーム)で、代打出場の金本が一塁走者の盗塁死で打席が完了しないまま交代し、連続出場が1766試合で途切れたことについて「偉大なことをやってきたのだから、もっとハッキリした形で終わらせてあげたかった」と話した。

 ▼矢野燿大氏(本紙評論家)一緒に阪神でプレーするようになってから一番印象深いのは勝った試合で見せるカネの表情です。何とも言えない、凄く良い表情で、それほど4番としていかにチームに貢献し、勝利するかということを考え続けていたのでしょう。

 ▼ソフトバンク・秋山監督 連続試合(出場)もあれだけやって、いい選手というのは体が強い。44歳までできたのは、たいしたものだ。うらやましい。

 ▼DeNA・中畑監督 今年のスイングはいい時の金本に戻っているなと感じたし、対戦していて怖かった。

 ▼日本ハム・栗山監督 球界にとって大きな存在だった。彼の功績に野球人として感謝したい。

 ▼巨人・原監督 前人未到のことを達成した人です。さん然と野球界に輝き続ける選手の一人だと思う。残り試合、金本選手らしい野球をやってもらいたいと思います。

 ▼巨人・江藤打撃コーチ(広島時代の同僚)とにかく弱音を吐かず、ケガに強かった。ゆっくりして、野球界のためにまた頑張ってほしい。

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2012年9月13日のニュース