50歳 クレメンス 独立L登板 140キロ台前半で1安打無失点

[ 2012年8月26日 17:03 ]

 大リーグで通算354勝を挙げ、50歳で独立リーグのシュガーランドと契約したロジャー・クレメンス投手が25日、本拠地テキサス州シュガーランドでのブリッジポート戦に先発登板した。37球を投げて3回1/3を1安打無失点に抑え「本当に楽しかった」と話した。

 2007年を最後にメジャーでは投げていないクレメンスだが、初回の先頭打者を空振り三振に仕留めると、その後も140キロ台前半の速球を軸に安定した投球を披露。「楽しむつもりだったけど、恥はかきたくなかった。球を低めに集められた」と振り返った。

 7724人が詰め掛けた超満員のスタンドから大声援を受けた右腕は「皆が笑顔になってくれて良かった」と喜んだが、大リーグ復帰については「まだ何も考えられない」と話した。(共同)

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2012年8月26日のニュース