追い上げムードが…中日 43年ぶり被安打2以下敗戦

[ 2012年8月26日 06:00 ]

<中・ヤ>完封負けに渋い表情の中日・高木監督

セ・リーグ 中日0-1ヤクルト

(8月25日 ナゴヤD)
 中日は首位巨人を追い上げるムードがしぼむような敗戦だった。館山から6安打を放ちながら好機で1本が出ずに無得点。中日が被安打2以下で敗れるのは、69年4月20日阪神戦(甲子園)ダブルヘッダー第1試合以来43年ぶりの珍事となった。

 最近1カ月は4番に座る森野も、初回1死一、二塁で一ゴロ併殺打に終わるなど4打数無安打。高木監督は「見逃してストライクで首をかしげている。4番の貫禄がない」とばっさり切り捨てた。岩田が先発の役割を果たしただけに打線の責任は重い。併殺打で最後の打者になった山崎の「きょうは0点というわけにはいかない。館山が良かったじゃ済まされない」という言葉が、鬱憤(うっぷん)のたまる試合展開を表した。

 ▼中日・岩田(8回を2安打1失点も4敗目)4回は四球からの失点。毎回意識してもそうなってしまう。

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2012年8月26日のニュース