仙台育英 沖縄合宿で暑さ対策「3時間だけでも耐え…」

[ 2012年8月3日 06:00 ]

練習開始のサイレント同時に、一斉にグラウンドに駆けだす仙台育英ナイン

 第94回全国高校野球選手権大会(8日から15日間)の出場校による甲子園練習が2日、同球場でスタートした。午前9時に最多の32度目の出場となる龍谷大平安(京都)が代表49校のトップを切って登場。続いて仙台育英(宮城)、滝川二(兵庫)、佐久長聖(長野)の計4校が30分ずつ練習した。甲子園練習は5日まで行われる。

 2年ぶりに甲子園の土を踏んだ仙台育英は、シート打撃に多めの時間を割いた。小杉主将は「今年は復興元年。被災地で頑張っている方々を笑顔にしたい」と意気込んだ。7月23日の宮城大会決勝から時間が空いたため、暑さ対策の沖縄合宿を経て甲子園に入った。佐々木順一朗監督は「3時間だけでも耐えられるように準備したい」と、午前中から気温30度を超え容赦なく照り付ける太陽の下、語った。

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2012年8月3日のニュース