押し出しで先制点献上…立ち直れなかったダル「いきなり4点はきつい」

[ 2012年7月15日 14:08 ]

マリナーズ戦の1回、制球が定まらず、マウンドで汗を拭うレンジャーズのダルビッシュ
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ア・リーグ レンジャーズ0―7マリナーズ

(7月14日 シアトル)
 レンジャーズのダルビッシュが14日、シアトルで行われたマリナーズ戦に先発し、6回1/3を投げてメジャー最多となる7失点で降板し、6敗目(10勝)を喫した。

 立ち上がりから制球に苦しみ、初回は押し出し四球で先制点を許すなど、2安打に3四死球と味方の失策も絡んで4失点。球宴前はここから修正して調子を上げるのが持ち味だったが、中盤以降にも1点ずつ失った。

 相手先発が10年のサイ・ヤング賞右腕ヘルナンデスだったこともあり、ダルビッシュは「いい投手を相手にいきなり4点はきつい。その後の気持ちの切り替えができなかった」と反省。マリナーズ打線には3度の対戦で計17点を失ったが、「嫌な感じはないが、僕に対してのアプローチはいいなと思った」と感想を語った。

 ワシントン監督は「1回は制球に苦しんでいた。奮闘していたが、われわれも援護できなかった」と話した。

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2012年7月15日のニュース