43歳山崎が今季1号 最多3万8366人ドラ党沸いた

[ 2012年7月15日 06:00 ]

<中・巨>3回、中日・山崎は今季1号ソロを放ち、ナインとハイタッチ

セ・リーグ 中日1-2巨人

(7月14日 ナゴヤD)
 中日・山崎が豪快なアーチで、06年の実数発表後最多となる3万8366人のナゴヤドームのファンを沸かせた。

 待望の今季1号。3回、先制の一発を左翼席中段に叩き込んだ。「だいぶ振れるようになってきた。それが本塁打になった」。43歳8カ月での本塁打は、球団最年長記録を更新。91年から22年連続アーチともなった。巨人戦では楽天時代の10年6月6日(東京ドーム)以来。ここまでは代打での出場が多く「夜も寝られないし、何をやっても面白くなかった」という。チームは守護神・岩瀬が打たれて逆転負け。ナゴヤドームでの連勝も14で止まったが、ベテランは「岩瀬で負けたらしようがない」と振り返った。

 ≪歴代5位タイ浮上≫山崎(中)が今季1号を放ち91年から22年連続本塁打。連続シーズン本塁打の最多記録は野村(西)の25年だが、王(巨)らに並ぶ歴代5位タイに浮上した。また、山崎は43歳8カ月。43歳8カ月以上で本塁打は、57年岩本(東映)の45歳5カ月を筆頭に史上8人目。セでは今季金本(神)の44歳2カ月に次ぐ高齢記録で、球団最年長弾になった。なお、今季の中日は41歳の谷繁、40歳の和田も本塁打を記録。同一球団の40代トリオが同じ年にそろって本塁打は史上初。

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2012年7月15日のニュース