中日 岩瀬が締めて快勝!吉見が7回1失点で6勝目

[ 2012年7月15日 16:51 ]

セ・リーグ 中日3-1巨人

(7月15日 ナゴヤD)
 プロ野球セ・リーグの首位攻防戦、中日-巨人12回戦は15日、ナゴヤドームで行われ、2位の中日が3-1で快勝し、首位・巨人とのゲームを3とした。プロ入り初の中4日でのマウンドとなった吉見が7回1失点で6勝目。山崎の2点適時二塁打で奪ったリードを、吉見から山井、岩瀬とつないで守り切った。巨人の対中日戦での連勝は4で止まった。

 初回、巨人は3人で攻撃を終え無得点。その裏、中日は1死一、二塁で山崎が右前打を放ち、二塁走者の井端が本塁を狙うが長野の好返球で本塁憤死。それでも2死満塁としてから宮国のボークで1点を先制した。

 2回、巨人、中日ともには3者凡退。

 3回、巨人は寺内、藤村の連打から、宮国の送りバントで1死二、三塁とし、長野の二ゴロの間に1点を挙げて同点に追いついた。その裏、中日は1死から井端が右前打で出塁。続く和田は中堅へ大飛球を放つが松本哲が好捕、山崎も遊ゴロに倒れ無得点に終わった。

 4回、巨人は1死から阿部、ボウカーの連打で一、三塁としたが、後続が凡退。その裏、中日は2死から高橋周が本拠地ナゴヤドーム初安打となる右前打を放ったが、続く堂上直が空振り三振に倒れた。

 5回、巨人は2死から長野が右前打で出塁し、盗塁を試みるが失敗。その裏、中日は1死から大島が死球、井端は中前に運び一、二塁に。和田は二飛に倒れたが、続く山崎の左線を破る適時二塁打で2点を勝ち越した。

 6回、巨人は先頭の松本が左前打で出塁したが、坂本が三ゴロ、阿部が併殺打に倒れ反撃ならず。その裏、巨人は宮国を代え、田原がマウンドへ。中日は3者凡退。

 7回、巨人は先頭のボウカーが内野安打。続くエドガーに代え、高橋を代打に送り勝負をかけたが、遊ゴロ併殺打に終わり好機を広げられなかった。その裏、中日は吉見の打席で代打・堂上剛を器用。吉見は7回1失点で、勝利投手の権利を持っての降板となった。打線は1死から大島が右前打を放つが、続く井端が二ゴロ併殺打。

 8回から中日のマウンドには2番手・山井。巨人の攻撃は3人で終わった。その裏、巨人は田原から福田に交代。中日は2死満塁としたが堂上直が空振り三振に倒れ追加点はならなかった。

 9回から中日のマウンドには守護神・岩瀬。巨人打線を3人で抑えて勝利を呼び込んだ。

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2012年7月15日のニュース