巨人逃げ切れず、また引き分け…筒香、8回に同点打!

[ 2012年5月10日 21:33 ]

8回DeNA2死二塁、筒香が右前に同点打を放つ

 プロ野球、巨人―DeNA6回戦は10日、東京ドームで行われ、1―1で引き分けた。この3連戦で2度目の引き分け。巨人は3回に1点を先制したが、先発の杉内が8回に筒香に同点打を浴びた。

 初回、杉内は3番・筒香を見逃し三振に仕留めて3者凡退と上々の立ち上がり。その裏、巨人は2死から坂本が中前打で出塁したが、村田が遊ゴロに倒れ、無得点。

 杉内は2回もラミレス、中村、吉村の長距離打者を相手にDeNAの攻撃を3者凡退に抑えた。その裏、巨人は1死から谷の中前打、高橋由の右中間二塁打で二、三塁としたが、後続が倒れ、絶好の先制機を逃した。

 3回、杉内は1死から鶴岡に四球を与え、2死後には荒波に中前打を許し、サラサーを三振に仕留め、無失点で切り抜けた。その裏、DeNAは1死から先発のブランドンが寺内の痛烈な打球を右足に受けて降板。2番手の田中がマウンドへ。巨人はこの回2死二塁から村田の中前適時打で1点を先制した。

 4回、杉内は2死から中村に中前打を許したものの、吉村を三振に仕留め無失点。その裏、巨人は3者凡退。

 5回、杉内は3者連続三振。その裏、DeNAは3番手で小林が登板。巨人の攻撃は3者凡退だった。

 6回、杉内は1死からサラサーに四球を与え、2死二塁からラミレスに中前打を許したが、中堅・長野の好返球でサラサーの本塁生還を阻止。無失点で切り抜けた。その裏、巨人は先頭の坂本が死球、1死後、阿部が四球を選んで一、二塁としたが、谷、高橋由が倒れ、追加点は奪えなかった。

 7回、杉内は先頭の中村に四球を与えたものの、後続をピシャリ。三振を2つ奪い、11奪三振とした。その裏、巨人は2死二、三塁としたが、坂本が二飛に倒れ、またも追加点が奪えず。

 8回、杉内は2死からサラサーに中越え二塁打を許し、続く筒香に右前適時打を浴びて同点とされ、マウンドを降りた。その裏、巨人は2死から谷が右前打で出塁したが、二盗に失敗し、結局3人で攻撃を終えた。

 9回、巨人はマシソンが2死二塁のピンチを招いたものの、代わった山口が代打・下園を二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。その裏、巨人は2死からボウカーが死球で出塁も長野が遊ゴロに倒れ、1―1のまま3時間30分が経過し、ゲームセット。

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