中日　今季最多の１７安打で２連勝！首位がっちり守る

１回、先制３ランを放ち、大島（左）に祝福される中日・ブランコ

セ・リーグ 中日８―３ヤクルト

（5月9日 岐阜）
　中日が先発野手全員安打で、今季最多の１７安打を放ち２連勝。貯金を今季最多タイの９とし、２位・ヤクルトに１・５差をつけた。岐阜出身の高木監督は「同級生もネット裏に来てくれた。ファンにいい試合を見せられた」と笑顔を見せた。

　１回にブランコの３ランで先制し、３―１の３回は谷繁の２点二塁打で加点。４回は和田が２ラン、８回はブランコがソロを放った。ブランコは「本塁打は狙わず、球を捉えることを心掛けた」と語ったが、高木監督は「あれが後の打線を誘発した」と賞賛した。

　ヤクルトは今季２度目の３連敗。村中が初回に和田の打球を右ふくらはぎに受けるアクシデントもあり、３回５失点と乱調だった。