宮国 勝ち消えた…それでも防御率1・38はリーグ4位

[ 2012年5月9日 06:00 ]

<巨・D>巨人・宮国はチームが9回に追いつかれ3勝目を逃がす

セ・リーグ 巨人7-7DeNA

(5月8日 宇都宮)
 巨人・宮国の3勝目は9回に消えた。5回2/3を9安打3失点。3点リードの6回2死一、三塁で救援を仰ぎ「イニングは投げきらないといけない。全体的に球が高かった」と反省の弁が口を突いた。

 背番号30の大先輩・江川卓氏が作新学院で怪物伝説を築いた地での登板だった。スタンドには往年の江川氏のユニホーム姿のファンも。作新学院野球部員の2、3年生が練習中の球拾いを行い、昨夏の甲子園で4強に導き「江川2世」と呼ばれた大谷樹弘投手(3年)らは試合も観戦した。

 「江川さんはテンポが良かったと聞いている」と打者27人に対し24人に初球ストライクを投じ無四球と、リズムよく試合はつくった。規定投球回に再び達し、防御率1.38は堂々のリーグ4位。目標に掲げる偉大な大先輩を目指し、弱冠20歳の挑戦は続く。

 ▼巨人・西村(9回に3点リードを守れず)みんなに申し訳ない。いつも守ってもらっているので抑えないといけなかった。

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2012年5月9日のニュース