清武氏関連書籍 読売新聞東京本社が契約無効で提訴

[ 2012年5月9日 06:00 ]

 巨人の球団代表を解任された清武英利氏(61)が取材に関わった書籍をめぐり、読売新聞東京本社が8日までに、「七つ森書館」(東京)と結んだ復刻出版契約の無効確認を求め、東京地裁に提訴した。

 同書館によると、「会長はなぜ自殺したか」(1998年、新潮社)で、著者は読売新聞社会部。読売側とは昨年5月に契約、今年1月の刊行を予定していた。しかし清武氏が昨年11月に渡辺恒雄球団会長(85)が巨人のコーチ人事に不当介入したと批判した後、読売側は出版契約解除を申し入れていた。

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