高校52発の1年生が驚弾…指揮官「とんでもない打球」

[ 2012年4月14日 06:00 ]

<青学大・駒大>2回無死三塁、右中間本塁打を放った青学大・吉田正

東都大学野球第2週第3日 青学大6―1駒大

(4月13日 神宮)
 3回戦1試合が行われた。青学大は敦賀気比出身の吉田正尚外野手(1年)がリーグ戦1号本塁打を放つなど2安打3打点。チームは11安打6得点の猛攻で駒大を下し、勝ち点1とした。駒大はエース・井口拓皓投手(4年)が序盤に打ち込まれ、2カード連続の負け越しで最下位に転落した。

 青学大のルーキー吉田正が、大学1号を放ちチームを勢いづけた。2回無死三塁で2ボールからの3球目を強振すると、打球は右中間スタンドへ。「木のバットで初めてなので良かったです。いい感触で、いいポイントで打てました」と笑顔で振り返った。6回2死三塁では左前適時打をマークし、計3打点を挙げた。1メートル71と小柄ながら、高校時代には1年夏から4番に座り通算52本塁打。甲子園には2度出場した。今春のリーグ戦では高校の先輩にあたる巨人・内海と同じ背番号26を背負い、全試合スタメンに名を連ねる。河原井正雄監督は「久々にとんでもない打球を見た。ヘッドスピードも速い」と目を細めた。

 ▼青学大・福島(6回3安打無失点で今季初勝利)先頭打者を大事にして、そこを打ち取れたのは良かった。

 ▼駒大・西村亮監督(6回5失点の井口に)初回は良かったが、2回は単調になってしまった。

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