ダル 左打者対策だ!次戦で改良ツーシーム試投

[ 2012年3月13日 06:00 ]

ボールを手にしながら指をさすレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュがオープン戦2度目の登板となる13日(日本時間14日)のインディアンス戦で、改良ツーシームを試投する。

 シュート気味に鋭く沈み、10日のフリー打撃では左打者から空振りも奪った。握りを伝授したマイク・マダックス投手コーチは「バリエーションが増える。手応えもあるようだ」と期待を寄せた。

 この日チームはイ軍とオープン戦を行い、ダルビッシュも右翼後方のブルペンから熱視線を送った。イ軍はクリーンアップの秋信守、ハフナー、サンタナを含め左打者偏重の打線。前回7日のパドレス戦では許した2安打はいずれも左打者だっただけに、改良ツーシームが機能すれば、また武器が1つ増える。

 一方、2三振を喫した09年WBC以来の対決となる韓国出身の秋信守は「彼は素晴らしい投手。結果を恐れずにベストを尽くす」と再戦を楽しみにしていた。

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2012年3月13日のニュース