青木 「七変化」本領!一本足で意地の安打

[ 2012年3月13日 06:00 ]

<ブルワーズ・ロッキーズ>一本足で構えるブルワーズ・青木

オープン戦 ブルワーズ5―4ロッキーズ

(3月11日 メリーベイル)
 ブルワーズの青木宣親外野手(30)が11日(日本時間12日)、「七変化打法」の本領を発揮した。2打数無安打で迎えた7回無死二塁から右前打。「1、2打席目が良くなかった。絶対に1本打ってやると思った」と意地を見せた。

 「今までもダメだと思ったら変えていた。あまり形のないタイプ」と自己分析した通り、変幻自在に打ち方を変えられるのが青木の特長。「ガラッと変えた」という3打席目は右膝を上げた状態でタメをつくり、ボールをしっかり呼び込んでから振り抜いた。

 グリップの位置、膝の上げ方、間の取り方をそれぞれ何パターンも組み合わせるため、打ち方は「数えたことがない」という。前日には斎藤と川崎が出場したナイターのダイヤモンドバックス―マリナーズ戦を観戦。日本では3度首位打者に輝いても「いろんな打ち方とかプレーを見て感じるところもあった」と打撃向上に貪欲だ。

 オープン戦8試合で打率・238。キャンプ初の休日を控え「あしたは長めに寝たいです」と笑う青木だが、定位置獲得へ思考回路が休まることはない。

続きを表示

2012年3月13日のニュース