岩瀬 46歳まで投げる!?「山本さんを目指すと無理が出るけど…」

[ 2011年12月21日 09:46 ]

 リリーフ界の“マサ”になる。中日の岩瀬仁紀投手(37)が20日、V旅行先のハワイから帰国。現地を出発前に今後の抱負を語り、例年、鳥取のジムで一緒に自主トレを行う46歳の山本昌の現役続行を刺激に、自身も心身の限界まで投げ続ける覚悟を新たにした。

 「山本さんを目指すと無理が出るけど、他のクローザーをしている選手に“岩瀬さんがここまでやれるなら”と目標とされる存在でいたい。球児(阪神・藤川)もコンベンションの時にそう言ってくれていたしね」

 過去2シーズンは終盤に原因不明の右半身のしびれに悩まされた左腕。今季開幕前には「今年は(進退の)分岐点の年になると思う」と話していた。だが、恐れていたしびれも出ず、37セーブ、防御率1.48の堂々たる成績を残した。

 来季が4年契約の最終年でこの年齢だし毎年、毎年が勝負」と話すが、最高のお手本が身近にいる。球界最年長左腕から“長寿”の秘けつを吸収し、今季つくった通算313セーブのプロ野球記録を不滅の領域まで伸ばす意気込みだ。

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2011年12月21日のニュース