ハム島田代表「個人的にはレンジャーズで良かった」

[ 2011年12月21日 06:00 ]

報道陣に対応する日本ハムの島田代表

レンジャーズがダルビッシュ落札

 日本ハムの島田利正球団代表(56)は、札幌市内の球団事務所でレンジャーズの入札額受諾の理由について「一番はダルビッシュの夢を実現させたかったということ。彼にとってはこれからが一番大切」と話した。

 15日に大リーグ機構から日本野球機構(NPB)を通じて届いた5170万ドルの数字。球団は前夜まで協議を重ね、21日午前7時の回答期限を目前に受諾した。同代表は「大きな問題だし、あらゆる観点から検討した結果、時間がかかった。金額は納得?そうじゃなかったら受諾しない。金額で検討を重ねるものではなかった」と強調した。ダルビッシュ側が西海岸のチームを希望していたこともあり、球団では最高入札額を投じた球団を独自で調査していたもよう。レンジャーズが濃厚とみて、この日に受諾に踏み切った可能性がある。「私個人的にはレンジャーズで良かった。建山君もいるしね」と、同代表も安どの表情だった。ただ、一方で「(レ軍と)契約しなければ、当然、われわれとの契約になる」と残留の可能性にも含みを持たせた。

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2011年12月21日のニュース