魁皇引退に特別な思い…松井「素晴らしい相撲を見せてくれた」

[ 2011年7月20日 12:15 ]

タイガース戦の5回、右前に勝ち越し2点打を放ち、今月初の複数安打となったアスレチックス・松井

アスレチックス3―8タイガース

 アスレチックスの松井秀喜外野手は19日、デトロイトでのタイガース戦に「4番・指名打者」で出場。1―1の5回に右前へ2点適時打を放つなど4打数2安打2打点だった。内容は三邪飛、右前打、右前打(打点2)、二ゴロで打率2割1分6厘。チームは3―8で負けた。

 5回、アスレチックスが同点としてなお2死二、三塁。「とにかく甘い球を待っていた」松井はタイガースの右腕ポーセロの沈む球を捉えて右前へ。「少し泳がされたが、いいところに飛んでくれた」という適時打で2人が生還した。

 4回には内角球にバットを折られながら出場4戦連続安打となる右前打を放っており、今月初の複数安打。試合後は球界きっての大相撲ファンとして、引退を決めた大関魁皇について「ファンに長年愛され、素晴らしい相撲を見せてくれた」。自身も膝の痛みに苦しんだだけに、故障を抱えながら土俵に上がり続けた大関には特別な思いがあるようだった。(共同)

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2011年7月20日のニュース