滋賀の紅一点球児 始球式に「登板」し感涙

[ 2011年7月15日 10:35 ]

滋賀大会の始球式を務め、笑顔を見せる県立甲西高校の佐伯晶子さん

 第93回全国高校野球選手権大会の滋賀大会の開会式が行われた14日、県内唯一の女子選手で甲西高校3年の佐伯晶子さん(17)が始球式でピッチャーを務め、3年間の野球への思いを詰め込んだ重い一球を投じた。高野連の規定で女子は公式戦に出場できないため、学校が佐伯さんを推薦。「3年間は早かった。野球ができてよかった」。最初で最後の「登板」に涙を見せた。

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2011年7月15日のニュース