「横浜のイチロー」乙坂 2安打1打点、守備でも魅せた

[ 2011年7月15日 06:00 ]

<横浜・白山>初回1死三塁、横浜・乙坂は適時二塁打を放つ

神奈川大会2回戦 横浜10―0白山

(7月14日 相模原)
 横浜は白山を10―0の6回コールドで一蹴。3年ぶりの夏へ危なげなく初戦を突破した。

 「横浜のイチロー」こと主将の乙坂は初回1死三塁で先制二塁打など2安打1打点。守備でも右翼ファウルゾーンへの飛球をダイビングキャッチして「ピッチャーが下級生だったので、助けてあげたかった」と振り返った。名門校で1年秋からベンチに入る乙坂は、今センバツで初戦敗退後に主将に任命された。打順もこれまでの1番から3番に昇格したこともあり「今はチームのために」と話すなど自覚も出てきた主将に渡辺元智監督も「チームワークが大切なのをよくわかっている。チームをよくまとめている」と評価した。春のリベンジを果たすために、米国人の父譲りの甘いマスクを持つ乙坂がチームを引っ張る。

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2011年7月15日のニュース