マエケン連敗ストップ宣言!今季初の本拠に自信

[ 2011年4月26日 06:00 ]

 頼れる右腕が負の連鎖を断ち切る。広島・前田健太投手(23)が26日に先発する阪神戦(マツダ)での連敗ストップを誓った。

 25日は1軍の指名練習に参加し、キャッチボールや遠投などで調整した。チームは前カードのヤクルト3連戦で引き分けをはさんで2連敗し、首位から滑り落ちた。「(チーム状態は)悪くないと思います。早めに一つ勝って(連敗を)止めたいです」。前田健は大黒柱としての自覚をにじませながら、白星をもぎ取ることを宣言した。

 昨季も投手陣では最多となる6回の連敗ストップを果たし、そのうちの5回はマツダスタジアムだった。26日は今季初めてその本拠地で登板。「ビジターよりもホームで投げる方がいいし、ホームで勝つ方が気持ちいいです」。好材料のデータとともに、右腕を待ちに待った大観衆の応援も快投を後押しするはずだ。

 19日の横浜戦(横浜)では本調子ではなかったが、苦しみながらも今季初勝利をマーク。この1週間で状態も確実に上がってきている。大野投手チーフコーチは「一時期よりいい球を投げるようになってきた」と復調に目を細めた。阪神には開幕戦で敗れており、同じ能見との投げ合いで雪辱の好機ともなる。「長いイニングを投げないと。最低でも8、9回は投げたいです」。マエケンが“最低限”と表現した9回まで投げ抜けば、それはおのずと最高のピッチングとなる。

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2011年4月26日のニュース