涌井3度目も保留…自費キャンプも辞さず

[ 2011年1月6日 06:00 ]

涌井(右)は、三度目の更改を保留し代理人の大友氏と愛車で引き上げる

 西武・涌井秀章投手(24)が5日、西武ドーム内で3度目の契約更改交渉に臨み、過去2回と同じ現状維持の年俸2億円プラス出来高の提示を保留した。

 評価の見直しを検討しない球団に対し、涌井は「現状維持ではサインはできない。最悪の事態も考えなくはないですね」と自費キャンプ、年俸調停突入も辞さずの姿勢を示した。

 前田球団本部長は「十分検討した結果。納得してもらいたい」と今後も上積みはしない方針。次回交渉は未定だが「練習が一番大事なので」と、今後は代理人の大友良浩弁護士(41=はる総合法律事務所)に交渉を一任する。「(今年も)頑張ろうとは思いますけど、どこまでやればいいんだろうという疑問が最初にきますよね」と涌井。評価の見直しまで、一歩も引かない構えだ。

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2011年1月6日のニュース