先制パンチ食らった涌井「8回までの評価はないのかな」

[ 2011年1月6日 08:18 ]

 西武・涌井秀章投手(24)が5日、西武ドーム内で3度目の契約更改交渉に臨み、過去2回と同じ現状維持の年俸2億円プラス出来高の提示を保留した。

 約1時間30分の交渉を終えた右腕は「結局は後半戦の話でまとめられてしまう。席に座って年俸も出来高も昨年と同じだと、先制パンチを食らいました」とあきれ顔。チームトップの14勝を挙げての現状維持に、納得できる要素はなかった。

 自身の投球データを分析した資料は自宅に置き忘れ苦笑いだったが、後半戦の内容の再考も訴えた。昨年は8月以降は3勝2敗も、完投勝利目前の9回に5点差をひっくり返された9月4日の楽天戦(Kスタ宮城)を例に挙げ「9回に打たれましたけど、8回までの評価はないのかなとか。ちゃんとした評価をしてほしい」と語った。

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2011年1月6日のニュース