松井 コラーゲンと豚足で膝強化!

[ 2011年1月5日 06:00 ]

母校・星稜高校を訪問した松井秀喜(左)は、恩師・山下監督と笑顔で握手を交わす

 アスレチックスの松井秀喜外野手(36)が4日、石川県金沢市内にある母校・星稜を訪問。「ここに来ると懐かしい気持ちや、また1年頑張ろうといろんな気持ちが出てきます」と感慨深げに話すと、同校野球部の山下智茂総監督(65)から書籍が手渡された。

 毎年帰省の際に恒例となっている恩師からのプレゼント。今年はソフトバンク・王会長の現役時代の全特訓記録を記した「王選手コーチ日誌 1962―1969 一本足打法誕生の極意」(荒川博著・講談社)など計6冊が贈られた。王会長グッズは、松井にとっては縁起もの。山下総監督によると、これまで王会長のサインバットなどを松井に届けた際は好結果が出ているといい、「ヤンキース時代もサインをもらって昌雄さんに届けてもらったら本塁打2本打った。王さんと松井は打撃に対して凄く合う。今年の開幕も打つよ」と笑った。

 さらに同市内のホテルでの中華ランチでは松井のために特注メニューが並べられた。中国では体の悪い部分を治すために、同部位の食材を食べるという習慣がある。そこで料理長が近年松井を悩ましている両膝を思い、関節痛に抜群の効果があるコラーゲンと豚足の煮込みを用意した。これには松井も大感激。2人前をペロリと平らげ、「イチローさんはやっぱりケガをしないところが凄い」。同時に「今度(試合を)見に来てください」と自信ありげに語ったという。

 今季の抱負に「健康」を掲げ「健康でプレーする。それができればいい1年になるんじゃないか」と話した松井。故郷の人々への恩返しへ、今年こそ完全復活する。

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2011年1月5日のニュース