土生が決めた!早大、逆転サヨナラで勝ち点2

[ 2010年9月27日 06:00 ]

サヨナラ勝ちに抱き合って喜ぶ早大ナイン

 東京六大学野球は26日、神宮球場で2回戦2試合が行われた。早大は0―1の9回に土生(はぶ)翔平外野手(3年)の中越え二塁打でサヨナラ勝ち。勝ち点を2に伸ばした。慶大―立大戦は投手戦の末、0―0で規定により引き分けた。3回戦は27日に行われる。

 <早大2-1明大>0―1の9回に鮮やかな逆転サヨナラ勝ちを飾った。2死満塁から4番の土生が、明大・野村から中越え二塁打して試合を決めた。「打ったのはチェンジアップです。きのうチェンジアップを振らされていたので来るかな、と思っていた」と会心の一打を振り返った。野村は07年夏の甲子園で準優勝した広陵のチームメート。「お互い刺激しあえるいいライバル。負けたくなかった」とうれしそうだった。

 ▼明大・野村(9回途中から登板し、サヨナラ打を浴びる)打った瞬間は打ち取ったと思ったのですが。(先発の)西嶋さんに申し訳ないです。

 <立大0-0慶大>今秋から先発を務める小室が、春の王者・慶大相手に4安打無失点。打線の援護に恵まれず0―0の引き分けに終わったが、初めて9回を投げきった。都日野出身の2年生左腕は「何とか1点取ってほしかったですけど、点を取られる気はしませんでした」と自信を深めた様子。大塚監督は「小室はよく投げてくれた。攻撃で重圧をかけないといけないのに」と無得点に終わった打線の奮起を促した。

 ▼立大・小室(都日野出身の2年生左腕が9回無失点投球)何とか1点取ってほしかったですけど、点を取られる気はしませんでした。

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2010年9月27日のニュース