尚成、5敗目も被安打3…指揮官は先発“合格点”

[ 2010年7月24日 06:00 ]

7回2失点ながら5敗目を喫したメッツ・高橋

 【メッツ0-2ドジャース】メッツ・高橋が許した安打はドジャース・黒田を下回る3本。そのうち2安打が初回の適時二塁打と7回の本塁打で、いずれも4番ケンプに打たれたものだった。それ以外の打者はほぼ完ぺきに抑え「自分の仕事はできた。いい投げ合いで凄く楽しかった」と吹っ切れた表情だった。

 前回17日ジャイアンツ戦のKO後に映像で投球をチェック。「外の直球から変化球を使うのが自分の基本。それに戻れたのが一番の収穫」。外角の制球を意識し、フォームのバランス修正を行った結果、自己最長タイの7回を投げ切った。
 試合前、ミナヤGMは「悪かったらブルペンに戻ってもらうことも考える」と最後通告。だが、試合後はマニエル監督が「このレベルで先発ができることを証明した」と合格点を与えた。先発の座を死守する戦いは続くが「自分の投球をするだけ」と自信を取り戻した様子だった。

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2010年7月24日のニュース