積極打法の福留「オープン戦だからこそできることがある」

[ 2010年3月7日 16:16 ]

ホワイトソックス戦の3回、中前に2点適時打を放つカブス・福留

 カブスの福留が、オープン戦初打点を挙げた。三回1死満塁のチャンス。「センター方向へ」と打席に入り、緩い変化球を「うまくバットに引っかかってくれた」という技ありのひと振りで中前にはじき返し2走者を迎え入れた。

 オープン戦では、結果を問わない積極打法だ。この日も第1、2打席で初球打ち。「タイミングが合ってるかどうかも、振ってみなければ分からないから」。スイングごとに動きを速めたり遅めたりと微調整しながら感覚を確かめている。
 「今はまだ下半身と上半身の動きが合ってなかったりする」と言うように、最後の打席では豪快な空振り三振。それでも「バットを合わせて当てにいっても意味がない。オープン戦だからこそできることがある」と、自分のスイングにこだわって調整を続ける。(共同)

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2010年3月7日のニュース