やりがい見つけた?田沢、速球で押し初セーブ

[ 2010年3月7日 16:14 ]

ツインズ戦に登板し、2回を無失点だったレッドソックス・田沢

 レッドソックスの田沢が、テンポのいい投球でプロになって初めてのセーブを挙げた。ツインズの主力は早い回に交代しており、マイナー選手が相手だったが、八、九回を1安打無失点。「九回を抑えるのは難しいもの。いい緊張感で投げられた」と喜んだ。

 九回の先頭打者から外の速球で見逃し三振を奪うなど、全30球のうち26球がストレート。試合後、ファレル投手コーチから「速球が走っていたね」と褒められたという。オープン戦とはいえ試合を締めくくり、捕手らと勝利を祝福した。
 今キャンプは救援投手としてメジャー生き残りを争うだけに「あれ(終盤の救援)はあれで、やりがいがあると思う」と、昨季までの先発とは違った役割に順応する姿勢を示した。
 フォークボールの精度を上げ、勝負球として仕上げることが今春の目標の一つ。23歳の右腕は「各打者への初球の制球が良くなかったことと、変化球でストライクをとれなかったことは残念。そこをクリアしていきたい」と次の課題を挙げることを忘れなかった。(共同)

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2010年3月7日のニュース