“幕張の番長”金泰均ピアス&サングラス!デップリ来日

[ 2010年1月6日 06:00 ]

成田空港に到着したキム・テギュン

 ロッテの新外国人、WBC韓国代表4番の金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が5日、成田空港着の航空機で再来日した。ノーネクタイの胸元はやや開き、大きめのサングラスに両耳にはそれぞれ異なった銀色のピアス。体重は球団発表を10キロ超える110キロと貫禄十分で、まさに“幕張の番長”上陸といったムードが漂った。

 「ベスト体重より7、8キロ重い。でも急に増えたり減ったりする体質だから、気にしていません。ピアス?韓国でも普段から着けていたし試合でも着ける時はある」
 昨年11月16日の入団会見で来日した際は優等生発言に終始。スリムな体でピアスも外していただけに、一転して“番長化”した新大砲に報道陣からもどよめきが起こった。球団側は西村新体制に移行すると同時に茶髪、長髪禁止など厳しい方針を示しているが、石川球団副代表は「外国人選手は別。他球団も同じだろうし、問題視しない」とピアスも容認する構えだ。
 韓国女優ワン・ジヘとの熱愛報道は「熱愛ではなく仲がいい関係。でも報道されて気まずくなった」とかわしたが、野球に対しては優等生な姿勢は変わっていない。張り切り過ぎを懸念した球団側は、今月下旬の来日でもいい旨を通達した中で、年明け早々の来日。「外国人だからといって遅い来日でいいとは思わない。早くロッテの選手、チームの雰囲気に慣れたい」と意欲十分だ。8日から本格始動予定。まずは体を絞りながら、本領を発揮していく。
 ◆金 泰均(キム・テギュン)1982年5月29日生まれの27歳。天安北一高からハンファ入り。1年目から一塁手で出場して打率・335、20本塁打で新人王。08年は31本塁打で初の本塁打王。昨季は95試合で打率・330、19本塁打、62打点。通算1031試合で1091安打、打率・310、188本塁打、701打点。06、09年WBC韓国代表。1メートル84、100キロ、右投げ右打ち。

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2010年1月6日のニュース