荒木大輔は“スターであり人格者でもある”

[ 2010年1月6日 11:00 ]

ヤクルトの次期監督筆頭とされる荒木大輔投手コーチ(左)

 スターであると同時に、荒木投手コーチは人格者でもある。小6時に調布リトルで世界大会優勝。その後、早実では“大輔フィーバー”、ヤクルト入団と野球エリートの道を歩んだが、現役時代は3度の右ひじ手術と椎間板(ついかんばん)ヘルニアなど故障に苦しんだ。荒木コーチの謙虚な人柄について、同コーチをよく知る関係者は「スターになったことで逆に苦労もしたし、プロ入り後も何度も手術をして苦労してきたことも影響しているのでは」と話す。

 現役引退後は野球評論家として活動。球場へ行かない日はテレビでスコアブックをつけるなどの地道な努力も怠らなかった。08年のヤクルト復帰後はロードバイクで通勤。自然体の姿にファンの好感度も高い。(ヤクルト担当=丸井 乙生)

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2010年1月6日のニュース