青木が始動「僕が引っ張って日本一に」

　ヤクルトの青木宣親外野手が６日、宮崎市内で始動し、３年ぶりの首位打者と２度目の２００安打を目標に掲げた。今季から背番号が１に変わる予定の青木は「ミスタースワローズと言われる人が付けてきたので、恥じないように。僕が引っ張って日本一にしたい」と力強く抱負を述べた。

　この日は早速、フリー打撃を行うなど約６時間も汗をかいた。昨秋に両足首を手術したことで、ランニングも軽快で「気持ち良くできた」と充実感を漂わせた。
　オフには結婚して食事面が充実し、体重も制御しやすくなったという。昨季前半は体調面が整わずに極度の不振に陥ったが、ＷＢＣもない今季は万全で開幕に臨むことを期し「盗塁王も取りたい。まさにタイトルを総なめにするぐらいのつもりで」と意気込んだ。