ロッテ積極補強!黒田の同僚左腕を獲得へ

[ 2009年12月2日 06:00 ]

 ロッテがドジャース・黒田の同僚左腕エリック・スタルツ投手(29)の獲得を目指していることが1日、分かった。

 西村新監督の下、4番候補の金泰均、セットアッパー候補の薮田ら着々と補強を進める中、最後の補強ポイントが現時点で成瀬しかいない先発左腕だったが、メジャー通算8勝左腕が浮上した。
 スタルツは140キロ台後半の直球と大きく縦に割れるカーブが武器で、チェンジアップやカットボールも自在に操る技巧派左腕。今季開幕直後にDL入りした黒田に代わって先発ローテーションの一角を担い、5月9日のジャイアンツ戦では4安打無四球完封勝利。抜群の制球力に加えてスタミナも豊富で、自己最多の4勝をマークした。

 ◆エリック・スタルツ 1979年12月9日、米インディアナ州生まれの29歳。アーゴス高―ビーセル大を経て02年ドラフト15巡目でドジャース入団。06年9月5日のブルワーズ戦でメジャーデビューを果たした。今季は10試合に先発して4勝3敗、防御率4・86。メジャー通算35試合で8勝10敗0セーブ、防御率4・84。1メートル88、98キロ。左投げ左打ち。

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2009年12月2日のニュース