ヤンキース「12・6」松井秀に“半額”オファーも

[ 2009年11月27日 06:00 ]

 ヤンキースが、FAとなった松井秀喜外野手(35)に対し、早ければ12月5日(日本時間同6日)にも最終オファーを出す。

 ニューヨーク・ポスト紙が25日付の電子版で報じたもので、キャッシュマンGMが「木曜と金曜日(12月3、4日)に、タンパでオーナーのスタインブレナー一族と予算会議を行う。その後に話をすると(松井の代理人の)テレム氏にも伝えてある」と語った。
 この予算会議で来季のチーム総年俸が決定。その上で再契約の条件提示を行うが、同紙は1年700万ドル(約6億900万円)前後と予想。今季の年俸1300万ドル(約11億3100万円)から、半額近い減俸となる可能性が高い。金銭面だけでなく、外野守備に関しても双方の隔たりは大きく、合意にはさらなる歩み寄りが必要となる。
 交渉決裂となれば、FA市場の活発化が予想されるウインターミーティング後に、他球団からのオファーを吟味することになる。米国は26日の感謝祭から4連休に突入。松井との契約交渉は“一時凍結”となるが、運命の日は刻一刻と近づいてきた。

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2009年11月27日のニュース