ロッテは大嶺弟、広島は永川弟獲りへ

　ロッテは大嶺の実弟、八重山商工の内野手、大嶺翔太を最終リストに残した。

ロッテ歴代ドラフト１位と主な指名選手(平成)

ロッテ歴代ドラフト１位と主な指名選手(昭和)

広島歴代ドラフト１位と主な指名選手(平成)

広島歴代ドラフト１位と主な指名選手(昭和)

　石川球団副代表は「欲しい選手の１人。指名したい。同じチームに兄弟で所属すれば話題にもなるし、互いに刺激になるでしょう」。もちろん話題性だけじゃない。早くからマークを続けており「打撃も守備もセンスが抜群。獲得できれば西岡の後継者としてショートで鍛えたい」と高評価している。
　また、広島はチームの守護神、永川の実弟で龍谷大の左腕・光浩投手を育成枠で指名する方針を固めている。同投手は中央球界では無名の存在だが、１メートル８８の長身から最速１４２キロの直球、スライダー、カーブ、フォークを武器にする。関係者は「時間をかければ十分にプロでも通用する素材」と評価していた。