0―6から7―6!日本ハム大逆転8連勝

[ 2009年7月30日 22:15 ]

8回、勝ち越し二塁打を放ちガッツポーズする日本ハム・鶴岡

 【日本ハム7―6ロッテ】日本ハムが連日の終盤の逆転勝ちで8連勝。5点を追う8回、小谷野の2点二塁打などで4―6。続く二岡の三ゴロが失策を誘い2点を挙げて追い付くと、鶴岡の適時二塁打で一気に勝ち越した。ロッテは6連敗でこのカード9連敗。

 ≪好守3発がチーム救った!≫勢いに乗った日本ハムの強さは、手が付けられない。9回2死走者なしから2点差を逆転した前夜に続き、1―6の8回に6点を奪って大逆転。連勝は8まで伸びた。
 8回の攻撃は見事だった。5長短打など前夜にも披露した持ち味のつなぐ打撃で大量点。打線の粘りに、勝利の女神も振り向いた。
 2点差に迫って重圧をかけると、失策で2者が生還して同点。最後は8番・鶴岡の左越え二塁打で一気に勝ち越し、ベンチはお祭り騒ぎとなった。梨田監督は「0―6から、何とかつないでつないでいった」と笑みをこぼした。
 ただ、勝利へつなげたのは打撃だけではない。5回にスレッジが左翼ファウルゾーンのフェンスに激突しながらの好捕。3点を失った3回には、三塁の小谷野、遊撃の金子誠が難しいゴロをさばいて大量失点を防いだ。
 劣勢の中での必死の堅守に、福良ヘッドコーチは「ああいう守りが最後に生きた」。攻守で1点にこだわる姿勢が実を結び、劇的な1点差勝利につながった。

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2009年7月30日のニュース