松中2戦連発!ソフトバンク2連勝で首位奪回!

[ 2009年7月5日 14:06 ]

3回、2ランを放ちオーティズ(左)に迎えられるソフトバンク・松中。捕手大野

 パ・リーグの首位攻防戦、日本ハム―ソフトバンク8回戦は5日、函館オーシャンスタジアムで行われ、ソフトバンクが3―2で勝ち、昨年4月2日以来の単独首位に立った。

 1点をめぐる緊迫した展開は最後まで続いた。ソフトバンクは前半のリードを3投手の継投で守りきり、首位攻防戦の2連勝で昨年4月2日以来となる単独首位。秋山監督は「ナイスゲーム。こういう試合をとれるところがいいよね」と歯切れよく話した。

 0―0の3回は1死二塁からオーティズの適時打、松中の右越え12号2ランで3点を先行。打線には無死二塁からバントを失敗した川崎のミスを帳消しにする力があった。川崎は「カバーしてくれたことが大きかった」とチームメートたちに感謝。痛めている左ひじにテーピングをして2戦連続アーチを放った松中は「交流戦は(痛みによる欠場で)迷惑を掛けたし、4番らしい打撃をしたかった」とうなずいた。

 これで貯金は今季最多の13。就任1年目の指揮官による、勝つための1点に徹底してこだわる指導が実り、チームは活気に満ちている。松中は「いまはベテランと若手がかみ合い、ムードがいい。去年は7~9月に落ちたので今後が大事だし、まだ勝負はこれから」と気合を入れ直した。

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2009年7月5日のニュース