投手交代の判断が裏目…高橋監督、初陣飾れず

[ 2008年9月6日 18:53 ]

 【中大1-5立正大】プロ野球の東映や巨人の投手として活躍、完全試合も達成した中大・高橋監督の注目の1部リーグ初采配は裏目に出た。初勝利はならず、開口一番「私の采配ミスでした」。

 1点を追う六回二死三塁から、先発渡辺が四球を出した。「投手交代を決断すべきだった」。その直後、渡辺は2点適時二塁打を浴びて、白星が遠のいた。6月の1、2部入れ替え戦でノーヒットノーランの大記録を達成したツキ男、渡辺の運に託したが、好結果は出なかった。1部で初めての神宮のグラウンドに、ナインの緊張感が解けないまま試合は終わった。

 しかし、手応えもつかんだ。エースの後に送り込んだ3投手がそれぞれに持ち味を発揮。打線も立正大のエース、南から6安打した。「力では引けを取らないのが分かった。あしたはおれがミスらなければ勝てる」。1敗して、闘争心に火がついたようだ。

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2008年9月6日のニュース