ケガ人続出でもハム堂々の交流戦3位

[ 2008年6月23日 06:00 ]

<阪神・日本ハム>4回、金本に本塁打を打たれ、厳しい表情の梨田監督

 【日本ハム3―5阪神】日本ハムは勝てばV2だったが、投打がかみ合わず無念の敗戦。4チームの中で一番最初に優勝の可能性が消えた。「いい粘りを見せたが、最後で力尽きた感じかな。追いついてすぐの2ラン。あれが効いた」。梨田監督は1―1の4回に先発グリンが金本に浴びた一発を悔やんだ。

 それでも金子誠、森本、武田勝ら主力をケガで欠く中で14勝10敗の3位。貯金は目標の5に1及ばなかっただけで、交流戦前に5ゲームあった首位・西武との差は1・5にまで縮まった。この日も8回にウィリアムスから2点を奪う粘りを見せた。「このメンバーで優勝争いするなんて考えていなかった。久保田、ウィリアムスを打ったことは自信にしていいし、ケガ人が戻ってくれば、また層は厚くなる」と稲葉。悔しさを胸にしまい、最大の目標であるリーグ3連覇へ気持ちを切り替えた。

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2008年6月23日のニュース