小池 新天地で決勝の2点打

[ 2008年6月23日 06:00 ]

 【中日7―5ロッテ】勝ち越しの2走者を還した中日・小池が二塁ベース上で手を叩いた。中日のユニホームに袖を通して6日目。「(移籍後)初めてのヒットらしいヒットがタイムリー。興奮した」。7回2死一、二塁から左越え二塁打。気迫のヘッドスライディングで胸元は真っ黒だ。05年には20本塁打をマークしたが、今季は横浜で1軍出場はなかった。それでも「上に呼ばれた時は思い切り振るスタイルを出していこう」と肝に銘じていた。チームは今季初の5連勝。あと1敗で負け越しとなってから踏ん張り交流戦を五分で終えた。「きのうまで野球らしい野球をしてなかった。とても充実している」。働き場所に飢えていた新戦力が反攻の起爆剤となる。

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2008年6月23日のニュース