“責任感の男”福留「僕が打っていれば…」

[ 2008年5月4日 06:00 ]

9回、勝ち越しのチャンスに凡退しベンチで悔しそうな福留

 【カージナルス5―3カブス】カブスの福留はカージナルスとの首位攻防戦で5打数無安打に終わり、試合も延長11回にサヨナラ負けした。2点を追う8回1死一、二塁で一ゴロ。同点に追いつき、なお2死一、二塁の9回には左飛に倒れた。連続安打は4試合で止まり、出塁できなかったのは3試合目。「僕がどちらか1本でも打っていれば流れは変わった」と悔やんだ。

 6回には4番・ラミレスが左腕に死球を受けて負傷交代した。「骨は折れていないが、プレーできるかはあすにならないと分からない」とピネラ監督。「辛抱強いし、カウントをうまく使う」と評価する福留を4番に起用する可能性もある。「落ち込んでいてもしようがない。まず、このチームが自分に対してどういう攻め方をしてくるのか、分かればいい」と最後は福留も気持ちを切り替えた。(小林由加通信員)

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2008年5月4日のニュース