プロ11年目小田 感動サヨナラ劇弾

[ 2008年4月25日 06:00 ]

<日・オ>延長10回無死 小田がサヨナラ本塁打を放ち、ガッツポーズ

 【日本ハム3―2オリックス】プロ11年目の日本ハム・小田が夢中でベースを回った。2―2の延長10回から右中間席に値千金の一撃。04、06年と2度の左大腿部手術を乗り越えた苦労人はお立ち台で「練習でもあまり入らないのに…。電光掲示板にホームランと出たので分かりました。自分でもびっくり。最高です」と声を詰まらせた。04年には77試合ながら打率・322をマーク。レギュラー候補と言われたがケガに泣き1軍と2軍を往復したが、今季からタイミングの取り方を変えるなどフォームを改造し、勝負の年に臨んだ。梨田監督は「寝違いがあったようだが、センスがあり1軍に残した。上がってきた選手の活躍は(2軍選手の)励みになる」と目を細めた。

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2008年4月25日のニュース