“悪夢のケイレン”また襲われた小林宏

[ 2008年3月21日 06:00 ]

<日・ロ>6回1死満塁、打者・稲葉の時に右足を痛め、無念の降板の小林宏

 【ロッテ0―1日本ハム】またやってしまった。5回まで1安打無失点に抑えていたロッテ・小林宏が6回1死満塁、稲葉にカウント2―1としたところで右ふくらはぎがけいれんして無念の緊急降板。「調子良かったし気合も入っていた。悔やまれます。申し訳ない」。12年目で初の開幕投手。初回は3者三振など、ダルビッシュと互角の投手戦を演じながらアクシデントに泣いた。

 降板直後、稲葉の併殺崩れの間に奪われた1点が重くのしかかり敗戦。昨季CS第2ステージ第2戦も同個所のけいれんで4回途中緊急降板、過去何度も発症したこともあり「進歩がない。何かを変えないと」と里崎。緊急救援した小宮山も「常習だからな。プロとして失格。頭を丸めて出直せと言った」。水分、ミネラル補給などケアしながらも再び招いた“失態”。真のエースへ課題を残した。

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2008年3月21日のニュース