梵が2安打、ルイス3回1失点

[ 2008年3月4日 16:19 ]

巨人戦に3番で先発し2安打1打点と活躍した広島・梵

 【広5―1巨】広島は3番・梵が2安打1打点の活躍。先発の柱として期待される新外国人ルイスは3回1失点とまずまずの内容で、直球に威力があった。巨人は先発入りを目指す金刃が5回4失点と不安を残し、打線も3安打と精彩を欠いた。

 ≪赤ヘル打線のキーマン≫主砲の新井が抜けたことしの赤ヘル打線。キーマンはこの男かもしれない。昨季18本塁打し、新3番の有力候補に挙がっている梵だ。キャンプ後半に右肩を痛め出遅れていたが、この日初めて対外試合に3番で先発し、2安打1打点。「打てる球を積極的にスイングして、いい結果も出た」。上々のスタートに納得の表情を見せた。
 1メートル73の小兵だが、昨季20盗塁の足だけでなく、パンチ力も並外れたものがある。ブラウン監督は「あの体であれだけ本塁打が打てる。30本、30盗塁も夢ではない」と高く評価。「スピード野球」を掲げる今季は赤松、天谷、梵と上位打線に俊足トリオを並べる布陣が理想だという。昨季は主に1番を任された梵。新たな打順には「僕ができることは一緒だから。ベストを尽くせばいい」と戸惑いはない。

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2008年3月4日のニュース