【都市対抗】日本生命が10年ぶり4強!! 山田健太が2発で全4打点「めっちゃ楽しかった」

[ 2025年9月7日 05:00 ]

第96回都市対抗野球第10日 準々決勝   日本生命4―2鷺宮製作所 ( 2025年9月6日    東京D )

<日本生命・鷺宮製作所>8回、今日2本目となるソロを放つ日本生命・山田(撮影・五島 佑一郎)
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 準々決勝3試合が行われ、日本生命(大阪市)は鷺宮製作所(東京都)を4―2で下した。5番の山田健太内野手(25)が初回に先制3ラン、8回にもダメ押しソロ。今大会初の1試合2本塁打で全4打点の活躍を演じ、優勝した15年以来10年ぶりの準決勝進出に導いた。ヤマハ(浜松市)、王子(春日井市)も勝利し、4強が出そろった。

 どん底からはい上がった男が、強打者らしい2本の放物線を描いた。勝利後のお立ち台に上がった山田は「2本もホームランが打てて、めっちゃ楽しかったです」と最高の笑顔を見せた。

 初回2死一、二塁。内角への直球を腕を畳みながら捉え、左越えの先制3ラン。今秋ドラフト候補左腕・竹丸和幸の出はなをくじいた。8回にも左越えソロを放ち、今大会初の1試合2本塁打。チーム全4打点の活躍を演じ、「チームメートのおかげで勝ち上がってこられた。自分の打点で勝利に導くことができて良かった」と胸を張った。

 大阪桐蔭(大阪)時代は、中日・根尾やロッテ・藤原らと共闘。「最強世代」の一角として18年に甲子園大会春夏連覇を達成した。卒業後は大学を経てのプロ入りを目標に、名門・立大に進学。4年時にドラフト注目選手に成長したが、まさかの指名漏れを味わった。その後、声をかけられた日本生命への入社を決めた。「どん底の時に声をかけてくださったチーム。恩返しがしたいという気持ちで戦っている」。1年目から、主力として引っ張ってきた。

 「同期の活躍は刺激になっています。(プロへの思いは)もちろんあります。でもまずは明日。一戦一戦やっていくだけ」。10年ぶりの優勝の先に、夢舞台を見据えた。   (小林 伊織)

 ◇山田 健太(やまだ・けんた)2000年(平12)7月19日生まれ、愛知県出身の25歳。小2で野球を始め、千代田中では東海ボーイズに所属。大阪桐蔭では2年春から4季連続で甲子園に出場して3度の全国制覇に貢献。立大では1年春からリーグ戦に出場し、日本生命でも1年目から都市対抗、日本選手権に出場。1メートル83、87キロ。右投げ右打ち。

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