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パラ銀メダリスト 安楽死許可公表 「対まひ」の症状が重く…

[ 2016年9月13日 05:30 ]

会見を行ったベルギーのマリーケ・フェルフールト

 陸上女子400メートル(車いすT52)で銀メダルを獲得したマリーケ・フェルフールト(37)が会見を行い、患者の意思により医師が薬物などで死に導く安楽死を8年前に申請し、許可されたことを発表した。

 フェルフールトは脊椎が傷つき、両脚が動かない「対まひ」の症状が重く、激痛や発作で睡眠も困難だという。17日の100メートルにも出場予定の同選手は、「もう耐えられないと感じたら自分で(死を)決められる」と話した。

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2016年9月13日のニュース