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五輪陸上代表を追加 沢野3度目、川元は初、山下は親子2代

[ 2016年7月13日 17:46 ]

 日本陸連は13日、リオデジャネイロ五輪の追加代表として男子棒高跳びの沢野大地(富士通)、800メートルの川元奨(スズキ浜松AC)、三段跳びの山下航平(筑波大)の3人を発表した。35歳の沢野は2008年北京五輪以来3度目、川元と山下は初の代表。山下の父訓史氏は三段跳びの17メートル15の日本記録保持者で1988年ソウル、92年バルセロナ両五輪に出場しており、親子2代での五輪代表となった。

 沢野と川元は日本選手権優勝後に五輪参加標準記録を突破したことで選考基準を満たした。5月に標準記録に到達しながら日本選手権は記録なしに終わった山下は、10日の南部記念優勝が評価された。走り高跳びで標準記録を突破していた戸辺直人(安藤財団)は6位だった日本選手権以降も好成績を残せず、代表入りは見送られた。

 リレー種目は今後、出場権獲得が確定した段階で、追加される可能性がある。国際陸連が定めた出場枠が標準記録到達者で埋まらない種目で、日本選手が招待枠での出場が可能となった場合も追加の可能性がある。

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2016年7月13日のニュース