リオ五輪報奨金 JOC、金は500万円に増額 銀銅は据え置き
日本オリンピック委員会(JOC)は7日に東京都内で開いた理事会で五輪メダリストへの報奨金の規定を改定し、8月のリオデジャネイロ大会から金メダリストに対する支給額を従来の300万円から500万円に増額することを決めた。平岡英介専務理事は、金額の妥当性について検討を重ねてきたとし「まずは金メダルの価値をしっかり認めていこうということ」と引き上げの狙いを説明した。
銀メダルへの200万円、銅への100万円は変更しないが、同専務理事は「(4年後の)東京五輪に向けては上乗せの報奨金を考えることになるだろう」と述べた。
約18億8500万円の黒字となる2015年度決算も承認した。20年東京五輪・パラリンピック組織委員会と合同で実施しているマーケティングが好調なことが主な要因という。
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