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日本 女子追い抜きでメダル獲得ならず ロシアに逆転で敗れる

[ 2014年2月23日 00:19 ]

ソチ冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きでロシアに敗れ、4位となった(左から)田畑、押切、高木

スピードスケート女子団体追い抜き3位決定戦

(2月22日 アドレル・アリーナ)
 ソチ五輪第16日の22日、スピードスケート女子団体追い抜きで前回バンクーバー五輪銀メダルの日本は3位決定戦に臨み、惜しくもロシアに敗れ4位に終わり、メダルを獲得はならなかった。

 田畑真紀(39=ダイチ)、高木菜那(21=日本電産サンキョー)、押切美沙紀(21=富士急)の3人で臨んだ3位決定戦。残り4周で日本が0.43秒リードしていたが、地元ロシアの応援に圧倒されたかのように、日本は後半スピードが上がらず、抜かれると、3分02秒57でゴール。2分59秒73と3分を切ったロシアにの前に屈した。

 メダル獲得のため「ナショナル・チームパシュート強化選手」を設定。春に合同で陸上トレーニングを行うなど所属の垣根を越えて強化してきた。20日夜には選手村でスピードスケートの大先輩である橋本選手団団長の部屋を訪れ、励ましの言葉をもらった。「いい表情で帰ってきた」と羽田コーチ。「メダルを目指して、頑張りたい」(高木)誓ったが、夢はかなわなかった。

 決勝はオランダがポーランドを下し、初優勝を飾った。

 追い抜きは2チームで対戦し、勝敗を競う。1チーム3人で、2チームがリンクのメインストレート側とバックストレート側で同時にスタート。最後尾の選手が先にゴールしたチームが勝ちとなる。

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